今話題の「住宅版エコポイント」について
新聞・ニュースにも頻繁に出てくるエコポイントについて判る範囲をお知らせします。
家電エコポイントの住宅版として、閣議決定され補正予算の成立を待つばかりとなりました。
対象は二つ
(1)エコリフォーム
・窓の断熱改修(二重サッシにするか、複層ガラスにするか)・・・・1.4万P〜1.6万P(窓の大きさにより)
・断熱材の施工(外壁・天井・床に断熱材を充填する)・・・・・・・・・16万P
※平行して、バリアフリーリフォームをするとポイント加算あり・・・14万P
■対象物件・・・・・1月1日以降の着工物件
(2)エコ住宅の新築 ・・・・・・ 新築は30万P
・省エネ法のトップランナー基準(省エネ基準+高効率給湯器等(エコジョーズetc))相当の住宅
・木造住宅で省エネ基準を満たしているもの
■対象物件・・・・・・12月8日の閣議決定以降に着工した住宅で、補正予算成立後に完工する物件
●申請受付機関:住宅瑕疵担保保険法人及び取次店が窓口となる
ちなみにキリガヤはその取次店として活動しています。
結論は申請の窓口は決まったが、その他のことはほとんど決まっていない状況です。
例えばリフォームで窓・断熱材の流通の証明はどうなるのかなど、確定しないといけないことが山ほどあります。
また、このような国の補助がつくときには必ず悪徳業者が跋扈します。
それを排除するのに苦心しているところです。
いずれにしても温暖化対策と景気浮揚の両面から必ず実施されることですが、家電エコポイントでも実態はバタバタ状態のようです。
家電では申請の書類の50%強が不備で、そのうち10%強は差出人の住所もないという状況で、返金を担当するところは大変に苦労している状況のようです。
住宅版では返金が30万〜40万くらいになるわけで、「このお金を窓や断熱のリフォームのついでにキッチンのリフォームまで廻してもらえれば景気浮揚につながる」と国は考えています。
よってスピーディな返金システムが要求されます。
ともかくこの停滞した景気を底上げするためにも「住宅版エコポイント」が威力を発揮してほしいものです。
順次判り次第情報発信いたします。