偲ぶ会
先日、大変にお世話になった方の偲ぶ会に参列してきました。
本当に突然の訃報でした。
目黒で設計事務所をやっている方で、この方には自宅を設計してもらったり、28歳で不動産の分譲の仕事を始めたときに大変に協力をいただいた方です。
建築の右も左も分らないときに、いろいろ教えていただきました。
私の人生の中で、このときに建築の経験をしたことがその後の事業展開に不可欠だったと思うと恩人とも言える方になります。
彼は郷里秋田の先輩で、兄の知人でありました。
芝浦工大から設計の仕事に入り、いろいろ活躍されていました。
私がキリガヤに入り、一旦は建築の仕事から離れてしまいその後はずっと直接の仕事のかかわりはなかったのですが、つい先日建築の工法のことで問合せがあり久しぶりに電話で話しをし「今度事務所に行きますね」と言って、そのときは終わりました。
私も気にはなっていて、早く行かなくてはと思ってたのですが、9月上旬にお母さんの見舞いを兼ねて帰省したときに、心筋梗塞で倒れ半月後に意識も戻らぬまま亡くなってしまいました。
あの時に会っていればよかったなと悔いが残ります。
この方は病気という病気の気配もなく古希を迎え全くの健康だったそうで、人生は本当に分かりません。
交通事故に遭うのも、突然に病魔に襲われるのも、自分では予測はできないのですから、いつどうなっても悔いのないように常日頃から心の準備をしておくことは大事なことですね。
ご冥福をお祈りいたします。