逗子 亀ヶ岡神社祭礼
15、16日は梅雨明けの好天にも恵まれて、無事にお祭りは終了しました。
お祭りというのも多くの人に支えられてはじめて成り立つものとしみじみ感じました。
祭礼の一ヶ月くらい前から頻繁に集まりがあって、当日は楽しんでもらえるように裏方に徹して準備をします。
これまでは気楽な感じで祭りに出かけていましたが、実に長年の知恵のリレーが隠されているのですね。
宵宮ではレトロな感じの座敷が出来上がり、通りの商売のお店が料理を出してくれて、他の通りにはないプロの味に満足しながら盛り上がってました。「この古さがいいよね」って言っている人も多かったです。
祭りの本宮の当日は、まずは神社でお神輿のお払いを受けます。
亀ヶ岡の祭礼に関係するお神輿はみな集結です。
なぎさ通りは二基のこども神輿ですが、もう55年にもなる年代もので立派でした。
午後の一番暑い2時半からこども神輿がスタートします。
主に幼稚園の子供達が50人くらい集まってきて、それはにぎやかな神輿になりました。
中には二時間以上も練り歩くので、帰りの頃には神輿にからまりながら寝ている子供もいました。
それでいて転ばないので、相当に器用なんですね。
孫も二人参加して、太鼓を担いだりして楽しみました。
夜夕暮れが深くなる頃の6時半に本神輿が通りに入ってきます。
今年は実行委員長を受けているので、途中で接待のあとの立ち上がりには神輿の上に上がり手締めをさせてもらうこともしました。
中々気持ちよかったですよ。
神輿を担ぐ連中は本当にお祭りが好きなんだなと伝わってきて、みんないい顔してましたね。
夜の九時半に神社に戻るまで六時間くらい市内を練り歩くのですが、最後は境内で「直会」という儀式で締めになります。
ここでは褌姿の男集が4人で、樽酒をあけて関係者の役の人が飲み干していくのですが、私も枡酒を飲み干してきました。
三合枡に半分くらいでしたが、来年はフルに注いでもらおうかな? うまかったね!!
本格的に祭りに参加してみて、こういうことも大事な行事の一つで、みんなで継承していかなくてはいけないなと思いました。
終えた翌日は町内の皆さんに御礼の挨拶回りでした。
どうもお疲れ様でした。