還暦を祝う会
この24日に私はめでたく還暦を迎えます。
生まれの秋田の大館では、昔から還暦を中学校の単位で祝いをしています。
要は卒45年での同窓会をもって、一同で還暦祝いをする慣わしになっています。
私も 万難を排して参加しました。
私たちは昭和39年(64年)3月に中学を卒業しました。
日本も高度成長を歩み始め、この年の10月には東京オリンピックも行われたように成長まっしぐらの時でした。
同期は300名、そのうち住所が分かってるのが240名、参加者は80名を数えてました。
45年ぶりに会わす顔には、すっかり様子が変わってることもあり、本当に分からない人もいます。
でも時間が経つにつれ、徐々に記憶が繋がってくるのも楽しいものでした。
もう第二の人生に入っている者や、これまでと変わらずにやっている者やいろいろですが、みなそれぞれの人生を一所懸命やってきた生き様は感じました。
同期で百名山を登って、執筆したり本まで出版した者もいました。
幼かった頃には、思いもしなかった人生を送っているのもよく分かりました。
すごくおとなしい人だったのが、随分と積極的に変わっているのもいました。
そういう意味では私も結構変わった方の一人かもしれません。
みんなで「高校三年生」や「青い山脈」や、あの頃の歌を大いに歌ってその時代に浸ってきました。
あっという間のこれまでの人生でした。
今振り返っても30代が一番大事とつくずく思います。
ここをいかに「ド真剣」に生きるかが、やはり人生での最重要課題ということが実感できました。