キリガヤ祭り 復活
19年ぶりに第六回目のキリガヤ祭りが復活します。
それももう今週の土曜日に迫ってきました。
本来はもっと早くにお知らせすべきでした・・・・・・反省。
当時弊社は住宅やガーデン事業部などはなく、純粋に工務店に材木を販売している会社でした。
この催しの目的は子供達が夏休みに木工の宿題を出されたことからの始まりでした。
実は今回社内で呼びかけて復活することになったのは、去年入社した次男が言いだしっぺです。
彼が小三のとき85年(昭和60年)に第一回目を開催しました。
それは当時宿題が出るので子供は会社に木を探しに来るのですが、中々工作用の手ごろな材料はなし。
理由は ・建築のためで、木材はごついのばっかり
・削った材料はなし → プロ向けでラフな仕上げ
・手ごろな長さのはない → 建築材は長いのばっかり
よ〜〜し、それなら木に楽しんでもらえるイベントにしようと企画しました。
他に市内で手作りのレザーを造ってる人や、彫金をやっている人やフラワーアレンジの人にも参加してもらい、子供を連れてきたお母さん達にも遊んでもらえる趣向にしました。
祭りでは取引先の産地の製材所に協力してもらい、薄くて削った木材を大量に用意して、無料で使い放題にしました。
入場者数 第一回目 250名。回数を追うごとに増えて500名、800名となり、区切りの第五回目は1200名を越す人々に参加をいただきました。
五回目には大工さんは15名ほど応援してもらってましたが、もうお昼を食べる暇もなく、大工さんからは「俺を殺す気か、もう手伝わない」というくらいの忙しさで、皆クタクタでした。
確かにこれ以上では収拾がつかないなと思って、中断をしたのが実態です。
会社ではかつてを知る経験者は2名のみで、全く初めてという状況です。
新たなイベントに育てるべく、私はもっぱら縁の下に回り、息子や若手主体で企画をしています。
今回は通りの商店の人達も昔の盛況ぶりを知っていて、「応援するよ」と声かけてくれ、焼き鳥・おでん・焼きそば・トコロテン・フランク・手作りパン・かき氷…………
他には貝細工の教室もあり、フリーマーケットあり、ウクレレの演奏もありとにぎやかになりそうです。
“木と触れ合う、楽しげな親子の姿にあふれる催しにしたい”
心配は天気ですが、ここは気合で「晴れ」を呼び込みたいと思います。
祭りが終わりましたら、状況をご報告いたします。