倫理法人会 早朝セミナー講師
3日は「倫理法人会」のセミナーの講師を依頼され、40人ほどの前で話しをさせていただきました。
倫理法人会とは終戦直後に国情の混乱や道義の敗退を憂いた丸山敏雄氏が始めた会で、経営者の集まりです。
今回は「人生と仕事」というテーマで話しをさせてもらいました。
自分も還暦になり、振り返ってみるといろんなことが思い起こされます。
その中で、人生は仕事を抜きにしてはありえないと思います。
まさに表裏一体の関係です。
自分のやってきたことを振り返って、伝えたかったのは
・思いは実現する
・会社は社長の器以上には大きくならない
・チャンスという動物とは
・人生30代最重要論
ということでした。
85年(S60年)につくば博があり、2000年に届くというタイムカプセルのハガキがありました。
このときに詳細に書いたハガキが51歳のときに戻ってきました。
びっくりしたのは今になっても、そのときの思いは変わらず、「若いときから同じことを考えていたんだ」と思ったことでした。
当時は売上も9億円で、将来は20〜30億の会社にしたいと書いてありました。
グループではその倍近くにはなりますが、所詮その程度が自分の目標でしたから、現在もそれが上限でしょう。
但し、ただ大きい会社を目指すだけではいいとは思っていません。
ちょっと恥ずかしい気もしますが、「思いは実現する」という意味で、ハガキを公表します。
潜在意識に透徹するほどに思い込めと「稲盛和夫」さんはよく言います。
たった一度の人生ですから、斜に構えて批判ばかりでは進歩はありえません。
それに人生では30代をどれだけ「ド真剣」に送るかで、その後の人生が決まると思ってます。
チャンスという動物も前髪しかないツルツルの頭で、待ち構えていなければ捕らえることはできず、追いかけても捕らえられないと言われます。
結構若い方も多かったので、もしや少しでも感じてもらえれば幸いと思い、話しを終えました。