こぶたセミナー 7月19日
19日に「SE工法」という建築の工法を主宰している(株)NCNの田鎖社長に講演をお願いしました。
田鎖さんは去年「3匹のこぶたが間違っていたこと」という本を出され、家を造るときの考え方を啓蒙している人です。
今回はモデル近くの商工会館で、総勢40名くらいの方にお集まりいただいて聞いていただきました。
ご存知のように3匹のこぶたは「わら・木・レンガ」の家を造りましたが、童話ではレンガが一番いいということになってます。
しかし耐震の観点からいくと一番は「わらの家」になるわけですが、耐震と可変という両点では「木の家」が一番で、将来の200年住宅にも通じるということになります。
「レンガの家」は耐震には問題ありということです。
特に中国の四川の例のように、地震を想定しないで家づくりをしていると大変なことになります。
また家族は10年周期くらいで様々変化するわけで、いかに家族の変化に家が対応できるかが問題になります。
アメリカはそれに合わせて買い替えをするわけですが、日本は土地本位制で土地に執着しますから、家の住み替えには積極的ではありません。
要は構造は長持ちさせ、内部は時に合わせて変化が可能という家づくりをしていきましょうということです。
@長寿命
A耐震設計の家づくり
B可変可能な家づくり ⇒ スケルトンインフィル
結果は200年住宅になり、資産価値をうむ家となる。
家づくりにもポリシーは必要です。
いつかまたこのようないろんな勉強会を企画していきます。