大阪の地下鉄に不燃木材が採用される
今秋の10月19日開通される大阪・京阪電鉄の中ノ島線4駅のホーム、コンコースに系列会社・チャネルオリジナルの「不燃木材・ウイルウォール」が採用され、今まさに工事の真っ最中です。
今日は初めて、今後発展が期待されている中ノ島地域の新駅の工事現場に入りました。
壮観でした。すごい!! の一言でした。
ホームの壁面に上下線延べ500mをはじめ、ホームにつながる通路にも300mに渡り壁面に採用されていました。
これほどの木材が公共物に採用された例はこれまでになく、まさに日本初になります。
新線の4駅とも弊社の「不燃木材・ウイルウォール」が採用され、それぞれを担当するスーパーゼネコンが開業に向け突貫中です。
これまでは住宅等の外壁に採用していただいていましたが、このような構築物に大々的に採用を頂いたのは初めてのことです。
今後この景観が、各方面に興味をもってもらい、様々な建築物に採用され、街の景色が変わっていくことになるならうれしい限りです。
何事も初めてということは、実際の採用までにも試験も含め、語るもドラマの連続でした。
そのうちゆっくりお話ししたいと思います。
大阪地域では、京阪電鉄からも木を採用した地下鉄のコンセプトが発信され、かなり前からこの新駅が報道され注目を集めていたようです。
そして、この度、木の街並みを広めようと始めた弊社のコンセプトに共鳴していただける設計事務所や発注者にめぐり会えたことを心から感謝いたします。
最終的に完成した暁には改めて、ご案内をさせていただきます。
もし関東でもニュースとして流れたときには、気にかけていただければ幸いです。
前例がない中で、新たに道を切り拓いていくということは大変であることは事実ですが、歴史に残る仕事ができるという精神的な満足は、何ものにもかえがたい喜びです。
これからもチャレンジ精神を忘れずに、挑戦を続けます。