今年の中学講師は誰だ?
毎年逗子久木中学校の「進路講演会」という授業があり、依頼を受けます。
これには自衛官もあれば美容師や、建築家、造園の方もあり、8職種くらいの方が授業を受け持ちます。
キリガヤでは木材を通して仕事とはということがテーマで言われています。
毎年私だけがやるのは広がりに欠けるので、去年から社員が交代で講師を務めます。
私はサブでお手伝いをします。
今年は「川添道彦」さんが担当しました。
今回の生徒は全員が男子で、20名くらいでした。
最初は相当緊張したらしく、画面を指し示すポイントも自分では震えてたということです。
前日は準備でほぼ徹夜で資料を準備していたとか。
私も面白いと思ったのは、村上龍著の「13歳のハローワーク」という本から話しを始めました。
世の中にはたくさんの仕事があるというのを分かってもらい、自分にあった仕事をどう見つけ出すかです。
仕事には514種類に分類されるというのですが、残念ながらこの中には「材木屋」はないそうです。
中学一年生に仕事ということを伝えるというのは結構難しいのです。
でもさすが新米講師は立派にやってました。
途中では生徒も飽きてくるので、クイズを入れて盛り上げます。
木当てクイズでは全問正解は二名でした。
生徒は大盛り上がりでした。
その後は木についての話しを教えていました。
他に「サーモメーター」という機械を使い、物体の温度を当てるクイズもしました。
今回は石、鉄板、木の三種類での温度当てをしました。
90分の授業を無事楽しく終えて、最後には生徒から謝辞を受けてましたが、講師には安堵の表情も見えました。
川添講師はこの日は一仕事終えて、おいしいビールを味わったそうです。
私から見ても立派にこなしていましたし、生徒をひきつけての授業はこのまま教師になってもやっていけるのではと思うほどでした。
これからも話しす立場が成長を与えてくれるチャンスなので、積極的に社員にも経験してもらいたいと思います。
「川添さん 本当にお疲れ様でした!!」