「いすながおじさん」現地お届け第一弾
「いすなが」運動を始め丁度一ヶ月が経ちます。
おかげさまで多くの皆様にご支援を頂き、募金も66万(13日現在)となりました。
本来は直に御礼申し上げるべきところ、この場をお借りして感謝申し上げます。
700脚〜1000脚とまだ先が長いので、よろしくお願いいたします。
12日は鎌倉の宅建協会主催の「七夕祭りの夕べ」の企画でした。
竹駒仮設住宅で300人BBQをやると言われていて、それにはベンチがないと企画は始まらない。
以前の炊き出しでは、料理はみな家に持ち帰り住民のコミュニケーションが成り立たないのです。
何としてもそれに間に合わせたいと大特急での準備でした。
七夕が終わったら、ベンチは一軒に一個お渡ししお使いいただきます。
今回は竹駒小学校(100戸)と近くの横田小学校(55戸)に限られた時間でベンチを届けることでした。
二トン車満載です。
降ろすとこんな量に
この組立てには住民の方にも参加して欲しいとお願いしていて4〜5名の方がお手伝いいただきました。
ほとんど食事も取らずにぶっ通し5時間で組みあがりました。
予想より2時間早かったですね。チームワークの勝利です。
行く前に逗子と鎌倉の祭りで、ベンチの裏にメッセージを書いてもらうことを企画しました。
時間が少なく、今回は30脚少しでしたが、これからは沢山の方にメッセージをもらう計画をしています。
初めて隣りの横田小学校の仮設住宅にお届けに行きましたが、皆さん本当に喜んでもらえました。
皆さんは夕方家の中は熱がこもって暑いので、外で涼みたいにも腰掛がなくて、玄関の鉄のステップに腰掛けてるのだそうです。
それはそれは感謝されました。
いよいよ竹駒では夕方からBBQでの「七夕祭りの夕べ」の開始です。
平塚青年会議所が商店街から寄贈を受けた9mもある立派な七夕飾り10本を逗子葉山青年会議所も協力し7時間かけて完成し、それと仮設の子供たちが作った短冊も飾られすばらしい風景が出来上がりました。
ベンチを並べた会場は立派に出来上がりました。
何度も竹駒仮設住宅には行ってますが、今回の皆さんの顔はこれまでとは違いました。
特に女性の方は震災後に初めてビールを飲んだと言われる方がほとんどでした。
会場のあちこちで笑顔が見られたことがとてもうれしかったですね。
子供たちも本来の元気さが出てきたように思います。
花火もやって、子供たちも本当に喜んでましたね。
最後にはくじ引きもあり、お米やいろんなものを持ち帰ってもらいました。
遅くまで大勢の方が楽しんでいただけました。
この人たちが昼のベンチ作りではお手伝いを頂き、おいしいビールにホッとした様子でした。
「震災以来始めて汗ぐっしょりになったよ」と大満足の様子でした。
とにかく0泊3日という弾丸ツアーになりましたが、事故・怪我もなく無事に終えられて何よりでした。
まだまだ「いすながおじさん」は求められているところにお届けの使命がありますから、これからも継続してご協力をお願いいたします。
とにかく ホッ!!
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