今年の盛和塾
今年は例年より早く7月5,6日に盛和塾の全国大会(今年から世界大会に変更)が開催されました。
アメリカ、ブラジル、中国はじめ全国から3400名の参加で行われました。
毎年経営者が8名経営体験を発表するのですが、その最後に稲盛塾長が講話をされます。
私はこれを聞きたくて参加しているのです。
今年のお話は「困難に打ち勝つ」という内容でした。
JALの再生に取り組み2年。
今年の3月の決算では1兆4千億の売上で、1800億の利益をV字回復であげたそうです。
これまでにも京セラでの経営以外に第二電電でも今はAUとして3兆円を越える売上で立派な経営をされています。
興味を持ったのは、今回のJALでもこれまでの経営手法をそのまま持ち込んだそうです。
企業経営には「理念」が大事だと訴え続けています。
初めはJALの中でも抵抗があったようですが、辛抱強く説いていて、結果的には世界の航空業界でも最高の利益額を計上したそうです。
一度JALのHPをご覧になってください。
JAL企業理念とJALフィロソフィというのが載っています。
これはJALの方針発表に出した言葉のようです。
「新しき計画の成就は只不撓不屈の一心にあり。
さらばひたむきに只想え。
気高く強く一筋に」
JALは以前、「安全が第一」で「利益は二の次」の社風だったようですが、「会社が継続できて始めて安全も確保できる」として、今や一路線ごとの採算管理が瞬時に出るようになったそうです。
京セラであれ、通信事業であれ、航空事業であれ、全てを成功させた稲盛さんは「フィロソフィ」が大事だ!!
「フィロソフィ」なくして経営は出来ないとも言われます。
京セラでは半世紀以上にわたる経営の中で、一度も赤字を出したことがない。
どんな時代でも二桁以上の利益率を維持しているのです。
それには岩をもうがつ強い意志。
燃えるような闘魂が必要だと説いています。
弊社も来年の6月には事業体制が大幅に変わります。
これを期に「キリガヤフィロソフィ」を打ち立てるべく、準備をしていこうと思います。
さあまた宿題が増えたぞ!!
でもやってみよう!!!