メニューへジャンプ 本文へジャンプ

社長日記|株式会社キリガヤ代表取締役 桐ヶ谷覚より皆様へメッセージ2011年度版

注文住宅のキリガヤ 社長日記
本文の開始
最新の日記

『震災から3週間経過』

東日本大震災から3週間過ぎました。
依然と福島の原発は収束の見通しが描けておらず、計画停電も長期化することは間違いないようです。
その後の経済もいまだ混乱のままで、この先どうなるかもはっきりとはなっておりませんが、我々の業界も徐々にではありますが動きが出てき始めました。
震災の第三弾としては、これから先の予想も含めてレポートしたいと思います。

最初にわが業界の被災状況の写真です。

震災から3週間経過

これは大船渡の北日本プライウッドの工場です。
石巻の日本最大の合板工場の写真はありませんが、同様な被害状況といわれています。
津波の直撃で、合板関係の復興には相当長期になるのは確実です。

震災から3週間経過

仙台港の被害状況
この港の壊滅状況により、復興が海からの物流が使えないのが更に難しくしています。
この港は北日本の中心的役割と担ってました。

震災から3週間経過

鹿島の単体製材工場としては世界一の規模を誇っていた工場の製品の置き場です。
荷崩れは起してますが、こういった復旧は4月には出来上がり、流通も開始されます。

今後の見通し
(1)合板
 →復興は短期では望めず、今後当分は海外からの調達も含めて必要量を充足させることになる。
(2)断熱・サッシ・ガラス
 →私の希望的予測では、6月にはほぼ生産が開始できるようになるのではないかと思う。
(3)その他資材
 →生産ラインのダメージの少ないものは、4月中もしくは遅くても5月の連休明けには回復すると思う。

結論的には、海外調達の合板の供給の目処が立つようになれば、その他資材も含めて6月頃にはほぼ平常に近くなると予想します。
問題は一にも二にも安定した電力の供給がされることであり、夏場の電力事情によっては不安定になることもありえます。
一説によると、夏の海の家には仮設電気は供給しないという噂もあります。
そうなると夏場の観光資源にしている逗子、葉山、鎌倉、藤沢などは相当な地域経済のマイナスも考えられる。
まだまだ不透明な状況ではありますが、建築に関しては少しでも早く平常に戻れるように、これからも努力していきます。

週末に池袋に行く機会がありました。
街は薄暗く、どことなく沈んだ空気が流れていました。
確かに節電が叫ばれてるので、やむを得ない状況ですが、世の中が全部がこうしていると復興の弾みもつきません。
とにかく元気を出して、明るく頑張っていこうと思います。

がんばろう、にっぽん


コメントをメールする

このページの先頭へ

キリガヤホームページ新築住宅リフォームガーデンインテリアスタッフブログ住まいのギャラリーモデルハウス

Copyright (c) kirigaya All Right Reserved


ページの終了