解体清め祓い
すっかり不定期日記が長引いてしまい申し訳ありませんでした。
9月後半からは怒涛のような騒ぎで、とても日記を書けるような状況ではありませんでした。
その間のことも、これからまとめて書いていこうと思います。
なお日程は前後することもあるかもしれませんがお許しを願います。
さていよいよ引越しの時を迎えるに当り、解体の前にお清めをすることにしました。
きっかけは叔父からのメールでした。
叔父もこの古い事務所には子供の頃の思い出が詰まっていて、その気持ちを私に知らせてくれました。
そこでこれはきちんと解体式を行うべきと決めました。
10月7日 11時 いつもお願いしている猿田彦の宮司に来ていただき、社員、OBの元社員、それに親族と一部来賓の方々で執り行いました。
昔の看板も掲げ、新社屋のパースも掲示して祭壇を作りました。
式はまず祝詞をあげていただき、構内のお祓いもしていきました。
外のお祓いでは叔母さんが一人思いにふけているのですね。
そのあと玉串を順番にあげていきました。
孫の大地7代目も家内と一緒にお参りです。
大地は横を向いていたけど、拍手をしっかりしていました。
その後はお弁当を用意して会食となります。
まずは昔を語れるのは会長しかいません。
思い出を話してもらいました。
聞くところいつも出は入りしていた事務所の引き戸の建具は最初からの建具だそうで、一昨年に一本だけ下枠が傷んで治しましたが90年近く働いてくれてました。
この建具は今度の新社屋で会長室のドアに使うことにしました。
ただ食べているだけでは面白くないので、今回も古い写真を上映しました。
片付けをしている時に、会長室の棚の一番上から、昭和の初めで解体する建物を造った二代目の利夫のおじいさんが写っている写真も出てきました。
自分の住まいにもなっていたので、それは立派な造りです。
写真は昭和の初めのお正月の写真です。
このスライドは大変な盛り上がりです。
昔の若い時の写真が出てくると出席している人たちは大きな声をあげて大騒ぎ。
これも息子が時間のない中で苦労して作ってくれたおかげです。
出席に絡んだ人をなるべく映像に使う配慮もありがたかったですね。
解体式も終えて、いよいよ本格的な解体工事に入っていくことになります。