いすなが第三弾 完結編
6月に始まった「いすながおじさんプロジェクト」も、この第三回目をもって、とりあえず今年の分は終結にします。
来年以降はまた状況に合わせて考えていきます。
多くの皆さんにご支援を頂き、ここまでの大掛かりな支援に繋がったことに本当に感謝申し上げます。
これまでにご協力を頂いた方々、金額は次の通りです。
ご寄付者数 161名(団体も含む)
金額 1,312,052円
お届けベンチ 865脚
多くの皆様に心から再度感謝申し上げます。
さて今回の支援隊は14名で行きました。
そのうち初めて現地に足を運ぶ人が9名でした。
16日(金)22:00 本社発 この夜行の行軍が何といってもきついですね。
深夜のサービスエリア
夜明けのこの時間がドライバーには一番堪えるころです。
今回は順調に進んだので、朝に市内を見学できる時間が取れました。
初めて現地に入り、片付いたとはいえ悲惨な状況を目の当たりにする。言葉もなし。
そのあと道の駅で朝食を取るのですが、普段は元気印の若手社員も心なしか思いを秘めている風。
森谷材木店さんに着いたら、作業開始。
事前にこういう梱包で4つを運んでいます。
この連携がとれるので、当日に大型トラックじゃなくても乗り込みは可能になりました。
今回も竹駒小学校仮設住宅から9名の方に応援をもらい、大勢での作業が始まります。
作業は慣れてきて、ものすごいスピードで進みます。
竹駒の人たちもこうやって手伝ってもらいました。
逗子から組も負けてはいません。
普段はこの方は汗したことはないのではないでしょうか?
あごから汗がしたたるところです。
このあと各仮設住宅にそれぞれ分散してお届けに行きます。
逗子でのイベントで書いてもらったメッセージ入りのベンチもあります。
どこでもそれは喜んで受けていただき、中にはもっと欲しいけどと言われるほどでした。
子供がステージにし歓迎してくれたのは初めてです。
組立ては順調に320脚を組み上げて、配送からの戻りの人を待ちながら、竹駒の方々とも語らいの時間を持ちました。
逗子からは20回を越えるほど、竹駒に行っているので、皆さんとも心打ち解けて話しをしています。
でもどうみてもこれからの先は長い長い道のりと思います。
今回初めて行った人も、皆それぞれ強い印象をもったことと思います。
考えてみるとこの作業もいいサイクルで回っていると思います。
朝に現地をみて、その後汗して作業をし、自分達で組んだものをお届けし、喜んでいただける表情に接して帰る。
そこで現地の人との語らいがある。
よりいろんなことが感じられたようです。
二日目は前日の頑張りがあり、半日弱の配達で終了です。
前回同様帰りは水沢SAで、牛タン串焼きとフリーで乾杯しての帰路に着きます。
やり終えた満足感が表情に表れています。
みないい顔してますね。
でも今回は福島での渋滞で、ちょっと時間がかかって、やはり逗子へは夜中の12時になりました。
私は当初は100脚のつもりで始めた「いすなが」も、最終的には865脚のベンチを届けることになりました。
しかし陸前の仮設だけでも2200戸なので、4割くらしかお届けできていないのです。
来年以降また継続するかは、現地の要求を汲み取って判断したいと思います。
ご支援いただきました皆様に心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。