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社長日記|株式会社キリガヤ代表取締役 桐ヶ谷覚より皆様へメッセージ2011年度版

注文住宅のキリガヤ 社長日記
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最新の日記

いすながおじさん

陸前高田の竹駒の仮設住宅にベンチを送る運動を開始しました。
名づけて「いすながおじさんPROJECT」「あしなが」をもじりました。

いすながおじさん

これは前回5月26日に「焼き鳥」の炊き出しに行った際に、皆さんが料理を持ってそのまま自分の家に帰り、それぞれ家で食べておられました。
外には腰掛けるようなものが何もなく、誰一人外には出ていませんでした。

そこで皆さんのコミュニケーションを図るには、外で腰掛けてお茶をしたり、簡単な食事も出来るようなベンチが必要と思いつきました。
そこで100個のベンチを届けしようと運動を開始した訳です。

まずは、いつもお世話になっている横浜銀行に口座を作りに行きました。
そして振込みの手続きも交渉したところ、「横浜銀行の逗子、葉山、鎌倉支店」では手数料は免除になりました。
逗子支店長の柳沢さん、ありがとうございました。

■お振込先■
●横浜銀行:逗子支店 普通預金 6026026
●口座名:「支援金口座 代表 桐ヶ谷 覚(しえんきんこうざ だいひょう きりがやさとる)」
●一口:3000円から

それとベンチも全部作って届けるのは決していいことではないと思っています。
中には大工の心得のある人もいるはずで、皆で力合わせて作業することが大事だと考えます。
そこでベンチも8割くらいは半完成品で、現地で皆で作業してもらおうと思います。

それが皆のコミュニケーションも図れることに繋がると考えています。
そのための道具もご提供をお願いしているのです。

いすながおじさん

被災された皆さんはこれまではまずは生き延びること、それから仮設に入り生活の安定を図ることに精一杯だったと思います。
でもこれからいつまで続くか分からない仮設住宅での生活で、精神的にも苦労される人も増えることでしょう。
何より住んでる人たちの会話が大事と思います。
そのためにも少しでもお役に立てるならベンチをお届けし、その次には集会所の建設に持っていかないといけないでしょうね。

私の目標はこの竹駒仮設住宅では、これからの長い仮設暮らしの中で「ウツを出さない、作らない」が一番の目標です。
一度の義援金だけではなく、本当なら話し相手になってあげることでもウツを予防することになるかもしれない。

わずか一ヶ所でも100個のベンチを必要とします。
全部の仮設住宅を考えたら、大変なことになります。
まずは出来るところから始めましょう。

ご協力よろしくお願いいたします。


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