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社長日記|株式会社キリガヤ代表取締役 桐ヶ谷覚より皆様へメッセージ2011年度版

注文住宅のキリガヤ 社長日記
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最新の日記

SSPC 被災地との交流キャンプ

17〜19日にわたり<SSPC 三陸-湘南 フェニックス・キャンプ>という企画が行われました。
これは去年まで逗子高校で吹奏楽部を指導されていた岩田先生の発案で、岩手県の山田高校の吹奏楽部と野球部総勢45名の合宿を逗子・葉山でやりたいと申し出が発端です。
準備期間は2ヶ月もなく、予算もなく、交流される生徒数は地元も含め200名にもなり、当初はどうなるかなと思ったほどでした。
ついには地元の高校が三校協力し合い、宿舎も金沢区の野島研修センターが利用でき、18日には逗子なぎさホールでのコンサートも実現し、結果は大成功のうちに交流が実現できました。
私の受持ちは主に最終日のBBQでした。
このこぼれ話は後段にします。

山田高校では生徒の62%が津波や家族の別れなど被災されたそうでして、野球部の女子マネの一人はお母さんを亡くされたそうです。
でも元気に頑張っていました。

山田高校の野球部は選手部員9名、女子マネ3名でした。
これで17,18日の炎天下で4試合をするわけで、監督は「お前らには代わりはいないからな」と激を飛ばしながらの試合だったようです。
夜行で来て、最初の試合では0−19という内容もあったそうですが、翌日の試合では勝利をしたそうです。

SSPC 被災地との交流キャンプ SSPC 被災地との交流キャンプ

吹奏楽は地元三校と中学も加わり、二日間練習をし、18日に550名収容のホールでの発表となりました。
それにはN響の関連の湘南ユースオーケストラとか、吹奏楽の定番「K点を越えて」の作曲家が指揮を執ったりとか多彩な応援も頂いて、立ち見もでるほどの大盛況となりました。

SSPC 被災地との交流キャンプ

最後には野球部の部員もステージ前に勢ぞろいして全員で「翼をください」を合唱しましたが、会場からは感激のあまり多くの人が涙するほどの大変な盛り上がりになりました。

SSPC 被災地との交流キャンプ


さて、最終日には打上げのBBQ。これが私の担当です。
今回は全体予算の目処が立たなかったため、最初から200名のBBQには予算がゼロでした。
言い渡された時、腹をくくりました。
名称を「托鉢バーベキュー」と名づけました。
地元の飲食のお店に「大皿一枚」の料理の提供を呼びかけ、全く一円も使わずに実行しました。
それが最後には量を減らすお願いをするほど、30軒を越える方々にご協賛をいただきました。
結果は美味しいプロの料理がアラカルトのように並べられ、それにお肉や焼きそば、カキ氷など、すばらしいBBQができました。
あいにく雨になったのですが、逗子中学校のご配慮もあり、体育館を使用させてもらい最高の打上げになりました。

SSPC 被災地との交流キャンプ SSPC 被災地との交流キャンプ

また全員でのゲームも行われましたが、レク協の専門の方が応援してくれて楽しい交流も出来ました。
SSPC 被災地との交流キャンプ

この指導員は実は高校の先生なんだそうです。

こうやってわずか三日間の交流でしたが、初日の緊張した面影はなく、最後には実に仲良くやっていました。
そして夜行でまた帰るのですが、別れを惜しむあまりに出発が出来ず、バスは30分も遅れてしまったそうです。

全くのボランティアでお手伝いをしましたが、何かさわやかな気持ちになり、被災された子供たちも明るく元気に未来に立ち向かっていってくれたらありがたいと思わずにはいられませんでした。


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