いすなが お届け第二弾
おかげさまで多くの方からのご寄付もいただいて、仮設住宅の皆さんに第二弾のいすを届けて参りました。
今回の目的は370脚のベンチを作り、55ヶ所の仮設住宅に二日間のうちにお届けすることでした。
仮設で暑さで困っている方々にお盆の前には何としても届けたいと思い、8/8〜10で行って来ました。
今回は夏休みでもあり、中学生が3名、高校と大学生が各1名と、知り合いの方もぜひ行きたいと参加され、総勢で13名でした。
積込は夜になり、社員も大勢手伝ってもらいやっと準備完了です。
朝 現地での荷姿です。
今回はいつもの「竹駒小学校仮設住宅」からも7名の方が応援に来てもらい、総勢で20名での作業になりました。
前回の経験がものをいい、前回は150脚を5時間だったのが、370脚が正味5時間半でみごと完成しました。
これはすごいことです。
作成は完全に二日にわたると思っていたのが、何と何とチームワークの勝利と思います。
その組みあがったものを三台のトラックで、55ヶ所の仮設住宅へのお届けですが、土地勘のある人がガイド役でついてもらったおかげでスムースに行きました。
全部で陸前の仮設は2200戸あり、全戸配布は無理ですが、それぞれの戸数にあわせて配分です。
二日目の出発前の出陣式です。
お届けは予告なしに行っても大歓迎してもらえ、写真にも喜びの表情が表れます。
前回にお届けの竹駒小学校では、みんなが揃って歓迎してもらえました。
またその前週の「こどもわくわくフェスティバル」では、逗子在住の絵本作家さんの「山本祐司」さんと「山本省三」さんに絵を描いてもらいました。
これはどこにお届けしようかと思ったのですが、竹駒小学校の校長先生にお渡しして学校で展示してもらっています。
帰りは十分に目的も達成し、予定よりも早かったので、東北道の水沢SAで牛タン串焼きで打ち上げをしました。
お茶で牛タンは味気ないので、ノンアルコールのビールを調達しておいて、皆で乾杯です。
あとは一目散に逗子を目指すのですが、運転手以外は撃沈です。
片道600キロの行き帰りが本当にきついのですね。
帰ってきてからの中学生の感想を聞いたら、「良かった。もう一度手伝いに行ってみたい。」とのこと。
彼らは彼らなりに何かを感じてもらえたのだろうと思います。
テレビで見る景色と生の景色は相当な衝撃があったのでしょう。
次回は残りの300脚の最後の分をお届けに行きます。
9/16 夜出発 9/18 夜 逗子戻りの工程です。
どなたか参加される方がいましたら、ご一緒いたしましょう。
寒くなる前に、少しでも会話が出来るようにお届けしたいところです。