いすながへのお礼の手紙
これまでに3回に分けて「いすながおじさん」で、陸前高田の仮設住宅にベンチを届けてきました。
先月に3回目のお届けをしたあとに、ある仮設住宅の代表の方からお礼の手紙をいただきました。
その中には
「お蔭様にて住宅の外に出て、談笑する姿が多く見られるようになり、いわゆる「椅子友」がたくさんでき喜ばしい限りです」とありました。
これを読ませてもらい本当に多くの方にご寄付を頂いてやってきたことが、こうやって仮設の人たちに喜んでもらえてるのかと心からうれしく思いました。
これはこの仮設の風景ではないですが、地元の新聞社の方から送られてきた写真です。
皆さんの自然な笑顔がうれしいですね。
10月の初めに日帰りで打合せに陸前高田に行ったとき、手紙を頂いた「細根沢仮設住宅 代表 松坂泰盛」さんを尋ねてきました。
お昼にその住所を探し当ててお邪魔しようとしたら、地元の人に聞いても分かりません。
仮設が小学校とかであればすぐに見つかりますが、高台で空地に急遽造られた仮設住宅は、地元の人でも中々分からないのです。
きょろきょろしながら走っていたら、それらしきを見つけ、飛び込んでいったらそこが細根沢仮設でした。
松坂さんもびっくりしていましたが、喜んでいただけました。
全部でイスは865脚お届けしましたが、陸前高田だけでも仮設住宅は2200戸あるので、4割位しか行き渡っていないのです。
でもこうやって使っていただいて、喜んでいただければ、苦労の甲斐もあったと思います。
これからも次なる支援活動を考えていますが、またご協力いただければ幸いです。
ありがとうございました。