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屋根の板金、雨どいに目を向けてください
こんにちは、カスタマーサービス部の畑木です。
今回もお宅のメンテナンスについて、ご紹介をしたいと思います。
これから梅雨の時期になります。大雨になったり強風にあおられたりが無い様に祈るばかりです。
リフォームの相談で結構多いのが屋根の棟の板金が風で飛んでしまったと言う話です。
屋根の板金は長年太陽の熱が当たりますと、止めている釘がじわじわと抜けていき、
浮き上がった頃に強風が吹きますと、板金が飛んで行ってしまうのです。
勿論このような現象は簡単には起きませんが、15年経過する頃から少しづつ危なくなってくるようです。
こちらはそうして飛んでしまった物件の一例です。
それらを見つけると悪徳業者がやってきて
「雨が吹き込む、屋根が飛んでしまう」と大騒ぎをして、工事を受注しようとしますので要注意です。
ほんの少しの工事で結構な金額を請求されます。
ここまでになって、進んでしまっている場合は修復が確かに必要ですが、このボリュームでしたら大体6万円くらいで済みます。
悪徳業者は水増しをしますので、指標にしてください。
こちらはそもそもベニヤを板金下地に使用しているので、よくない業者の施工と思われます。
水気の多いところですので、木材下地を使うべきでしょう。
こちらが改修を行った状態です。これに板金をかぶせて完成です。
さてそのような業者の恰好な餌食になる前に、屋根をチェックしてみてください。
少し離れた所から見ますと見えると思います。
仮に板金が飛んでいてもすぐには雨漏りが発生することはないと思いますが、梅雨の前に早めの処置をしておいて方が賢明ですね。
- 2017年05月22日 1:16
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