■ 様々なことを学べる見学会に参加しよう!
見学会は実物を見ることができる絶好のチャンスです。
普段は見ることができない構造を知れたり、建築会社のこだわりを見ることができるほか、間取りや設備などは自分たちが家づくりをするうえで大いに参考になることでしょう。
住宅見学会の種類、それぞれの魅力やマナーについて簡単にご紹介します。
【1】現場見学会 (施工中見学会・完成現場見学会・オーナー様邸見学会)
【2】見学会のマナー
【3】番外編・モデルハウス見学
【 1 】 現場見学会
■ 施工中現場見学会
施工中現場見学会では、建築途中の家を見学することができます。
構造材見学や気密断熱材見学会など、どの段階でも住み始めてからでは見ることのできない部分を確認できる貴重な機会になります。
完成見学会に比べて地味な見学会ですが、施工会社の使用部材や施工法の採用理由、求めているスペックなどを知ることができます。
<施工中現場見学会に参加するメリット>
■ 完成してからでは見ることができない部位を見ることができる
■ 現場をきれいに保っているか、安全性に配慮しているかなど、建築会社の仕事の姿勢を見ることができる
■ 完成現場見学会
完成現場見学会では、オーナー様への引き渡し前の物件を見学することができます。
ご自身の計画に活かせるアイデアや工夫を発見できる機会になるはずです。是非、同席するスタッフにたくさん質問してください。
特にオーナー様の希望だった部分は聞いておきたいところです。標準仕様と違う素材を採用したり、間取りにも住まい手ごとに理由があります。
<完成現場見学会に参加するメリット>
■ 展示場のような非日常的な建物ではなくリアルな家を体感できる
■ 現物を見ながら担当に質問できるほか、間取りなども参考にできる
■ オーナー様邸見学会
オーナー様邸見学会では、実際にお施主様が暮らしておられるお宅を見学することができます。
住み心地等のリアルな感想や、成功点失敗点など、建てていなければ分からない情報を聞くことができるチャンスです。
<オーナー様邸見学会に参加するメリット>
■ 住み心地や使い勝手について生の声を聞くことができる
■ 経年変化や家具がおかれた際のスケール感などを見ることができる
【 2 】 見学会で気をつけたいマナーは?
大前提として、見学会の会場はオーナー様がご厚意により見学させて下さっている大切なお住まいです。
破損や破壊につながる事は絶対に避けましょう。また、事故怪我のないように注意してください。
下記はキリガヤの見学会においてのお願いとなります。一つの目安としてご活用ください。
■ 確認を取ってから撮影してください
「見学会だから全部OK」ではありません。お施主様のプライバシーにかかわる場合がありますので、撮影の前にスタッフに確認を取ってください。
撮影OKな箇所につきましては、是非たくさんお撮りいただき、家づくりの参考にご活用ください。
ただし、写真は個人の確認用にとどめていただき、SNSなどへのアップロードはおやめください。誰かが住む、あるいは住んでいる家であるということを念頭にご見学ください。
■ 建物や家具を傷つけないように注意してください
故意でなくてもカバンやコートの金属部で傷をつけてしまうこともあります。お荷物にはご注意ください。貴重品以外をお預かりする場所を設けている場合もあります。スタッフへ是非お気軽にご確認ください。
また、万が一傷をつけてしまった場合は、無視せずスタッフに申告してください。(クリーニングや補修をし損ねたまま引き渡してしまうと、お施主様のご迷惑となります。ご協力をお願いいたします)
■ 飲食はご遠慮ください
建物を汚してしまう可能性があるため、飲食物の持ち込みもご遠慮ください。
例えばコーヒーショップの蓋つきのカップや、お子様用のお菓子なども「このくらいはいいだろう」と考えず会場の外で召し上がるか、スタッフに確認して保管をしてもらってください。
■ お渡しするスリッパや手袋をご利用ください
■ 土足、または裸足での見学はご遠慮ください
■ 素手で壁や設備に触れないでください
スリッパや手袋は弊社でご用意いたします。必ずご着用の上ご見学ください。お子様であっても裸足や素手でのご観覧はご遠慮ください。着用が難しい未就学生のお子様に関しましては、抱っこをしていただくなどご配慮をお願いいたします。
■ お子様と一緒に参加される場合
■ お子様と手をつなぐ、あるいは抱っこしてご見学ください
■ お子様がおもちゃやお菓子を持っていないか、カバンやポケットを見学前に確認してあげてください
できれば大人の方2名以上でご参加いただき、代わる代わる見てあげるなど、お子様から目を離さずに事故怪我、そしてモノを壊したり汚してしまうことを防いであげてください。
施工中見学会では材料や工具があります。物珍しく興味を引くものも多いかと思いますが、むやみに手を伸ばしてしまうと危険です。大人の方の監督が必要です。
また、完成見学会なども心弾むものがたくさんあるかと思いますが、遊び場にしてしまわないように注意してあげてください。
【 3 】 番外編・モデルハウス見学
モデルハウスは工務店の家づくりを知る上で一度は見ておきたい施設です。
若干高いグレードや大きい建物になりがちですが、その工務店の目指す家づくりや建てる家の雰囲気を知ることができ、自分好みの家を建ててくれるのか指標にできます。
いくらスペックに満足のいくものを建ててくれる工務店でも、イメージに合わないのであれば見送った方が良い場合がほとんどです。
キリガヤのモデルハウスは1998年竣工、家づくりを始めた当時のキリガヤの熱い思いを凝縮させた物件です。
部材は今主体として採用しているものから変わったものもありますが、間取りの作り方の根底になる「子供を下宿人にしない家づくり」、素材選びの基準とした「自然との調和」は今も受け継がれています。
また、リフォームなどで手を加えることで、可変性のある家づくりの魅力もお伝えしています。
モデルハウスの見学は家づくりを考え始めた最初の時でも、間取りを本格的に検討している時にも有益です。
考え始めた時には、暮らしのイメージを膨らませたり使ってみたい部材など、自分たちの家づくりの方向性を知るうえで役に立ちます。
本格的に間取りを考え始めた際には、天井の高さや収納の奥行などメジャーなどを使いながら実際に確認、検討することができます。
見学会と違い予約すれば自分の確認したい時に見学が可能なところも魅力です。
<モデルハウス見学のメリット>
■ 工務店の目指す家のモデルケースが分かる
■ 天井の高さや造作家具の奥行などの実際の建物を採寸したり、より具体的な情報を得られる
■ 予約をすれば自分の確認したいタイミングで見学ができる