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家づくり

湘南らしい、自然体で暮らせる家[在来]

[家]逗子市K様邸[お施主様の声]

■施工例の説明

延べ床 - 161.03㎡(48.71坪)
構 造 - 在来工法
外 壁 - 杉板張り(ボードアンドバテン)+左官仕上げ
内 壁 - 左官壁(天然スタイル土壁)
床   - ホワイトオーク・一部 カバなぐり加工
UA値 - 0.56
設計一時エネルギー消費量からの削減率(太陽光発電を除く) - 36%削減


爽やかな色味のウッドサイディングが落ちつきがありながらも目を引くK邸。
床下エアコンを採用したことで外周部に室外機も1台のみとスッキリしたファサードに仕上がっています。
玄関までの長いアプローチを利用した森の小路のような植栽は「雑木の庭」を得意とするキリガヤらしいしつらえです。
玄関ドアが引き戸であることを考慮して、ポーチには目隠しの縦ルーバーフェンスを設置しました。

玄関の中はスッキリとした白の塗り壁です。
古屋の庭の隅にあったサルスベリが見えるように正面に窓を配しました。
ゲストルームは玄関からリビングを通らず直接入室が可能な配置です。
家族の靴はプライベート玄関としても使用できるシューズクロークがあるので、来客からは見えないように工夫されています。

K邸の最も特徴的なポイントは25畳のLDKとアウトドアリビングです。
LDKはやや狭い幅ではありますが、奥行をいかして広がりを感じらようになっています。
リビングは床を下げて天井高を確保し、周囲3面に大開口サッシがあることで解放感のある空間になっています。
さらにアウトドアリビングに沿うような窓の配置が、リビングだけでなくダイニングの開放感にもつながっています。
キッチンは駐車場から一番近い位置に配され、勝手口から買い物の荷物が楽に入れることができます。

2階は寝室と子供部屋になっています。
裸足で歩く際に足触りが心地よいバーチのなぐり加工のフローリングを廊下には採用しました。
子供部屋は子供たちそれぞれが壁紙の色を選んだ一部屋一部屋趣の違うしつらえ。
2階の子供部屋や寝室は掃き出し窓からデッキへとつながっているので、布団などを干す際にも動線がスムーズです。
デッキからはもちろんお庭の緑を楽しむことができます。

友達を呼んでパーティーするときも、穏やかにくつろぎたいときも住まい手の期待に寄り添うお宅です。


■お施主様の声
【住まい心地やご感想】

見所のある家に仕上がっていると思います。
真新しいのではなく今までに目指してきた湘南らしい、自然体で暮らせる家を目指していました。

塀の石積みは古屋に元々使われていた佐島石です。
この趣のある石は、現在では採掘がされていないため、貴重なものになりました。
道路のセットバックをする必要もあったため旧石積みを手でばらし、新たに組み上げています。

両袖には劣化があった部分を削って小さくなった佐島石を組んで石柱にしました。
庭はホームパーティーを意識して芝生を新しく敷きましたが、シンボルツリーのサルスベリは古屋に植わっていたものを移植しています。

湘南らしい暮らしとして自然を満喫することがあげられると思います。
逗子や葉山は海に山にとレジャーに事欠きません。それが身近に感じられるのがこの土地の魅力です。
その魅力を家にも取り入れられるのがアウトドアリビングだと考えています。

我が家のアウトドアリビングは2階のバルコニーのおかげで、雨の日でも外で過ごせるようになっています。
雨が降るたびに外に出した椅子や机をしまうのでは、いずれその場所を活用しなくなってしまいますから、とにかく気軽に使えるようにモノを動かさずに済むしつらえにしています。
休日のバーベキューにも夏の夕涼みにも思惑通り大活躍してくれています。

LDKはリビング、ダイニング、キッチンを壁で仕切らない代わりに、段差などを利用し意識的に区切ることでメリハリを持たせました。
素材にもこだわり、床をナチュラルなホワイトオーク、建具や階段、サッシ、家具にはブラックチェリーや米松など少し濃い目の色合いを持たせたことで様々な色と調和します。
特に緑とは相性が良く、太陽の光も良く入るので壁や天井からグリーンを吊って家の中からも楽しめるのが魅力です。
おかげで妻がたくさんグリーンを買い込んできて、どんどん緑が増えていっています。


空調には床下エアコンを採用し、各部屋ではなく家全体で管理できるようにしています。
夏期は27度程度、冬期は20~21度と無理のない温度で運転できます。
湘南の夏ならではの特に暑い日には設定温度を下げる場合もありますが、夜は冷えを感じるほど効き目があり、設定温度を戻すのだこともしばしばです。
冬の過度に寒い日は薪ストーブに火が入ります。

2階の廊下は裸足で歩く機会も多いので足触りの良いものを選びました。
やはり歩いていると違いを感じます。
廊下の突当りにはそれぞれ窓を設けて明るくしているので閉塞感を感じません。

子供部屋は子供たちがそれぞれが色を選んだので趣が異なり、また子供たちは愛着を感じられているそうです。
クローゼットを廊下に、ベッドをロフトに設けたことで、やや小さいながらも勉強する場所、遊ぶ場所、寝る場所とエリア分けができ、使い勝手のいい部屋になっています。
主寝室からは子供部屋がデッキ越しに見えるため、夜遅くまで電気が点いていないか確認も出来てしまいます。

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