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家づくり
カラッと爽やかに海を臨む木の家[WB] NEW!!
[家]横須賀市H様邸[お施主様の声]
■施工例の説明
延べ床 - 109.36㎡(33.08坪)
構 造 - 在来工法(WB工法)
屋 根 - ガルバリウム鋼板
外 壁 - 軽量モルタル仕上
内 壁 - 珪藻土仕上げ
床 - 国産材ヒノキ
耐震 - 耐震等級3
耐風 - 耐風等級2
その他 - 薪ストーブ
海を臨む横須賀にH様邸はあります。抜けるような空と美しい海は格別のロケーション。
しかし、斜面を登る海風によって湿気が運ばれてきてしまうという問題も抱えていました。
⻑年この地を愛してきたH様、以前はRC造のお宅で湿気に悩まされてこられたと言います。
建て替えをするなら、湿気対策がしっかりできるものがいい。
そこでキリガヤがご提案したのが通気断熱WB工法でした。
WB工法では、建物が自然に「呼吸する」と形容されるように、適切に外気を取り入れ室内の空気、そこに含まれる湿度を排出し調整する効果があります。
機械設備に頼らず、自然の力(気温・湿度・気圧差)を活かして、快適な空気環境をつくることができるのが特徴です。
キリガヤでもH様の間取りの要望と合わせ、空気の流れを意識したプランをご提案しました。
一階はLDKを中心とし、海を臨む絶景を楽しめるしつらえになっています。
吹き抜けの解放感と相まって広がりを感じる空間に仕上がっています。
寒い日には薪ストーブに火を入れれば、家全体がふんわりと温まり、心地よい時間を過ごせます。
併設した和室は普段は開放して使用することができ、お客様がいらっしゃった折には宿泊のスペースにもなれるようになっています。
さりげなく設けた雪見障子から光を取り入れることで、閉めきったとしても閉塞感のない部屋になっています。
キッチンは趣深いグレーのタイルを採用しました。
目地を黒くすることで万が一汚れがついても目立ちにくく、お手入れがしやすいようになっています。
たくさんの収納を設けたことで、使うモノを簡単に取り出せ、しまえる使い勝手の良さも魅力です。
2階のホールにはデスクを設け、こちらからも外が眺められるようになっています。
日差しの厳しい折にはロールスクリーンで2階の吹き抜け窓も陽を遮れるので安心です。
H様邸は「空気の質」まで考えて、カラッと爽やかに日々を過ごせる木の家です。
■お施主様の声
【住まい心地やご感想】(2025.04.1)
あらためて気持ちの良い空間で、また折からの寒の戻りで、盛大に薪を焚いて愉しい週末を過ごしました。
ご存知の通り、立地は海岸線からやや離れて高さもありますが、前面の斜面を駆け上る猛烈な海風に晒されることがあります。
植栽も潮風に結構被害を被り、大風が吹いた後は、前面の大開口部のガラスも塩を吹いた様な状態になります。
旧宅はRC工法のしっかりした躯体とは言え調湿機能はなく、あっという間に湿度が急上昇して90%を越え、ここは海中かというほど壁がベタベタに濡れていました。
ところが、懸念した湿気は全く問題なく、室内はカラッとしていてカビの気配はなく、薪ストーブだけで冬は暖かく、夏も涼しいです。
WB工法のお陰でしょうか、ほんとに気持ちの良い空間で感謝しかありません。