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家づくり

趣きと遊び心が同居する家[SE] NEW!!

[家]横浜市I様邸

■施工例の説明

延べ床 - 175.49 ㎡(53.09坪)
構 造 - SE構法
屋 根 - ガルバリウム鋼板
外 壁 - レッドシダー製ベベルサイディング
内 壁 - 塗り壁
床   - オーク無垢フローリング
 
耐震  - 耐震等級3
耐風  - 耐風等級2
C値  - 0.6 ㎠/㎡
その他 - 長期優良住宅・パッシブ冷暖
 



 
愛郷心をくすぐるような懐かしさを覚える佇まいのI様邸。木をふんだんに使用した外観は威厳がありながらも温かみを感じます。
軒の深さは雨の吹き込みを防ぎつつ、日本建築の伝統的な美しさを表現しています。建物は二階をコンパクトに抑え、平屋を思わせる整ったシルエットを実現しました。
 
玄関ポーチは、自然石(大磯砂利)を用いた洗い出しを採用しています。一般的なコンクリートとは異なる趣きを感じます。
花壇には表情豊かな自然石をバランスよく配置し、シンボルツリーのハナミズキなど、ガーデン事業部がI様のご要望に沿った造園を行いました。
 
庇と目隠し壁で囲まれたポーチを通ると、木のベンチが備え付けられた玄関に入ります。このベンチの一枚板は、I様が静岡県三島の材木屋で選ばれた山桜の板で、奥様が一目で気に入られた逸品です。
入って正面に見える飾り棚の板には槐(エンジュ)を使用しました。槐は円寿とかけて、縁起の良い木として知られています。
玄関からの動線は2種類あり、来客時は大開口のLDKへとすぐにご案内できる動線、家族のプライベート動線ではシュークロークから洗面、収納、キッチンへとスムーズにつながります。
 
LDKに併設された和室は、神棚や仏間、書院を設けるなど格調高いしつらえが施されています。落ち着いた色の塗り壁と板張りの天井が和の趣きに彩を添えます。特に目を引く床の間の色味も木目も美しい一枚板は、ご主人が三島の材木屋でお選びになったものです。ただ格調高いだけでなくI様の強いご要望だった忍者ハウスのような隠し扉など、遊び心も見ることができます。
 
キッチンは家の中心に位置し、吹き抜けと天窓から自然光をたっぷりと取り入れるよう設計しました。キッチンに立った際にダイニングやリビング、お庭なども望むことができます。造作の収納、スッキリとしたタイル、味わい深い色味の引き出しパネルがバランスよく配置されています。
 
ダイニングは落ち着きのある板張りの天井で、京都の老舗から購入した照明が部屋を優しく照らし出します。庭を望むテラスへ続く掃き出し窓は幅3.5mの大きな木製サッシを採用しました。庭への広がりを感じられるダイナミックな眺めを堪能できます。テラスは開放的なだけでなく建物に対し少し奥まった配置にして深い軒も設けたことで、プライバシーもしっかりと確保されています。
 
リビングは開放感を与える吹き抜けが特徴です。朝の柔らかな光を取り入れられるように配慮がなされています。要所要所に収納を設けることで使い勝手も良く居心地の良い空間です。
階段側、壁一面の造作棚にはI様の収集された絵本が納められる予定です。また、音楽を楽しむための防音室も備えています。身近に愛着のある物や趣味を感じられる間取りを大切に設計しました。
 
I様邸は伝統的な日本の落ち着いた趣きと遊び心が同居するお宅です。
また、木の家の良さを凝縮したことで、新築時が一番良い状態ということでなく、使い込むほどに味わいが増すお宅となっています。

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