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家づくり

緑と光を楽しむ。ほぼ平屋の家[SE]

[家] ―

■施工例の説明

延べ床 - 218.60㎡(66.13坪)
構 造 - SE構法
屋 根 - ガルバリウム鋼板
外 壁 - モルタル下地の上塗り壁(ベルアートsi ゆず肌)
内 壁 - 塗り壁&漆喰クロス
床   - オーク
設 備 - パッシブ冷暖
 
耐震  - 耐震等級3
耐風  - 耐風等級2
 


 

喧騒から少し離れた緑あふれた場所にこのお宅はあります。
ほぼ平屋の建物はご家族とワンちゃん3匹がのんびりと過ごすためのセカンドハウス。
空を近くに感じるようなロケーションに映えるゆとりのある佇まいです。
 
高級感のある緩やかな段差を持ったエントランスには石に映える植物が配され、ただシンプルなだけでなく緑のアクセントが目を引きます。
プレーンな印象になってしまいがちな駐車スペースのコンクリートも、芝生によって印象が和らげられています。
この緑はワンちゃんたちの遊び場、そして憩いの場を兼ねています。
フェンスや門扉にもこだわり、建物の屋根の水平を意識して、全体的な高さやラインが均一になるようにデザインしました。
これによって建物がより広々とゆとりを持って見えるようになっています。
ネイビーブルーの外壁と色味の調和を図ることで、ナチュラルな印象に全体を整えました。
色味、高さ、水平など、造園のこだわりによって均整の取れた外観は支えています。
 
建物全体はこの庭を囲むようにL字の間取りになっています。
L字の内側は庭の緑、そして背面では山らかの眺めを楽しむことができるようになっています。
屋根が大きいため屋根断熱を標準の1.5倍の厚みで施工しました。
これによって屋根が居住空間に近い平屋であっても、夏涼しく冬温かい家が実現しました。
 
セカンドハウスらしく遊び心を表現するため、まず玄関からこだわりました。
入った瞬間に広がる大空間。眼前に見える掃き出し窓からは坪庭が見えます。
視線を坪庭に向けやすいように天井の高さを抑え、木張りにすることで温みを表現しました。
利便性も考え、ベンチを設けて座って楽に靴を履き替えられるようになっています。
たくさんの靴を持っておられるお客様、靴選びが楽しくなるようにウォークインのシュークロークも完備しています。
 
庭に面した廊下を通ってLDKに向かうと、北側の絶景が来訪者を出迎えます。
LDKは35畳。広々とした印象を邪魔しないように勾配天井と板張りの天井を組み合わせました。
極力ダウンライトを使わず間接照明にすることで天井がスッキリと魅せています。
高級感を感じるオークを床と天井に使い、統一感を出しました。
床は木のぬくもりとワンちゃんが滑りにくく傷が目立たないことを両立させるためにエイジング加工をした材を採用して意匠性と機能性に配慮しています。
 
ゆとりある空間遣いと、場を引き締めるアクセントとなる色味も特徴です。
特にキッチンの朱色は印象的です。このキッチンからもこの絶景を眺めながらお料理を楽しめます。
リビングはデイベットを兼ねた造り付けで、北からの柔らかい採光と庭の緑を楽しむことができる最良のスポットに配しました。
柱をあえて見せることで遊び心を表現、構造もデザインに取り入れています。
各部屋の扉は、開いた時に空間の繋がりをより際立たせるため、引込の引き戸を採用しています。
見せると仕舞うをお客様の好みに合わせ選択しました。
 
寝室は朝日が入る位置にあり、トップライトを設けて朝日と風が通り抜ける設計としました。
壁の一面はお客様の好きな色を配しています。
春には桜を望む窓には作り付けの棚を設置、小物好きの奥様が飾るのを楽しみにしてくださっています。
 
階段は吹き抜けの役割も持たせ、アイアンのスリットに。
踊場にも遊び心を設けています。
2階の隠れ家的なスペースは、ゲストルームとして使える多目的な部屋です。
フロアの腰壁の一部を縦格子にし、台形窓から取り入れた光が1階にも降り注ぎます。
 
それぞれ時間帯に応じて太陽の光が心地よく入る場所が変わります。
朝は寝室が、お昼はLDKが、夕方は中庭からの光景が美しくなるように設計しています。
家の中でもこの太陽の光をそれぞれの場所で楽しめるようになっています。
ロケーションを最大限に生かし、緑と光、自然を満喫していただけるお宅に仕上げました。

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