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家づくり
畳リビングでほっこり過ごす家[SE]
[家]横浜市T様邸
■施工例の説明
延べ床 - 121.38 ㎡(36.71 坪)
構 造 - SE構法
屋 根 - ジンカリウム鋼板
外 壁 - 塗り壁(ジョリパット)
内 壁 - 左官仕上げ(珪藻土)
床 - あずみの松
耐震 - 耐震等級3
耐風 - 耐風等級2
UA値 - 0.42W/㎡K
C値 - 0.2 ㎠/㎡
どことなく和を感じるしつらえのT様邸。美しい木の風合いと畳リビングが印象的です。
全館にわたるパッシブ冷暖房システムは、四季を通じてどの空間も心地よい温度に保ち、家全体に均一な快適さをもたらします。
玄関を入ると、広がりを感じる吹き抜けを活かしたダイニングその先に小上がりの畳リビングが目に入ります。
造作棚にも抜けを配したことで広がりを維持しつつ、一部がさえぎられることでオープンになり過ぎない配慮もなされています。
視線を足元に向けると、耳付きの無垢材の式台が目に入ります。表情豊かな無垢材は、家の装いをより上品に引き立ちてています。
また横を見れば、左官仕上げの壁はニッチの部分の塗りの表情を変えています。間接照明の光により、より印象的な小手の表情を見ることができます。
スッキリと使い続けることができるように、玄関にはウォークインのシュークロークを併設しました。
玄関に備えられたウォークインシュークロークは、日常と非日常のアイテムを上手に分け、生活をスマートにサポートします。
キッチンは、住まい手の理想を形にした独立型レイアウト。
台所という独立した部屋としてキッチンを設けることで、料理の匂いや音がリビングに届かない設計で、集中して料理を楽しむ空間として確立しています。
またこれによりリビングダイニングが純粋なくつろぎの場となりました。畳リビングは、収納スペースを巧みに配した小上がりの設計で、家族の憩いの場を提供します。
ほっこりとしたなごみの空間を作り上げているのは、装いだけではなく間取りも大きく作用しています。
木のスリット階段は畳リビングの和のテイストと調和したデザインです。階段の色味も天井の羽目板とつながるような風合いで統一感があります。
2階部分の手すりを障子の格子のようにしつらえたことにより、軽やかで洗練された印象になりました。
この手すり格子は特に大工の力量が現れており、技術に裏打ちされた仕事ぶりを感じることができます。
階段の踊り場スペース、2階の廊下にそれぞれデスクを設けました。個室の書斎もあり、それぞれご家族のご希望に合わせてレイアウトされています。
ここでもパッシブ冷暖によって、どこにいても一律の温度である快適なデスク環境になっています。
ベランダは、屋根の下で過ごす穏やかな午後のお茶時間を約束する、プライベートな空間。
寝室は、それぞれのリズムを尊重し合うバーチカルブラインドを設置しました。
夜更けの読書を優しく照らす照明の配慮が、深い安らぎをもたらします。もちろん照明のスイッチ、コンセントもそれぞれ個別で使用できるように配しています。
T様邸は、パッシブ冷暖房や家事動線、間取りの工夫によって、温かみのある快適な暮らしを実現した住まいです。