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パッシブデザイン講義

こんにちは、住宅事業部の川添です。

住宅の省エネ性能の向上に関心が高まっています。
今年4月に閣議決定された「エネルギー基本計画」では
「2020 年までに新築住宅について段階的に省エネ基準の適合義務化をする。」
ということで、各団体から技術講習会などのお誘いが増えてきました。

私たちはこれまで多くの各勉強会に参加してきました。
なかでも「暮らし省エネルギー研究所 代表 野池政宏 先生」の講義は
興味深く腑に落ちるものだったので一部をご紹介したいと思います。

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先生は「建物のあり方は周りにある自然エネルギー(太陽、風、地熱)を
最大限に活用・調節できるようにし、高い質の室内環境を実現させながら、
省エネルギーに寄与しようとする、建築設計の考え方とその手段。」として
パッシブデザインを提唱されています。

国は3.11の震災以降、必要に迫られ加速度的に省エネや省CO2を推進しています。
巷では太陽光発電がその救世主として登場し
“スマート○○”などとTVCMなどでもてはやされました。
しかし、『省エネ=機械設備』という図式に「なにか違う」と違和感を感じてしまいます。
省エネ、創エネには賛成ですが機械設備のスペックだけが省エネ住宅の判定基準になるのは
いささか違う気がします。

住宅はその設えや窓の開閉など太陽光、風の出入りを
うまくコントロールすることで住まい手が満足する室内環境が実現できるのではないでしょうか。
それが私たちつくり手が目指すパッシブデザインです。

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