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大阪 綿業会館

こんにちは、住宅事業部・営業の川添です。
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大阪に来ています
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「耐震住宅100% 第2回全国大会」が開催される綿業会館内を案内していただきました。
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1931年に竣工した綿業会館は日本綿業倶楽部の建物として、渡辺節氏によって設計されたものです。
約85年前の建物ということになります。
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談話室は吹抜けの天井となっていて、
イギリスルネッサンス初期のジャコビアンスタイルといわれる壁で豪華に設えてあります。
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壁面のタイルタペストリーは京都泉涌寺の窯場で焼いたものだそうです。
それを背景に、綿の花を飾ってあります。
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各部屋の窓には鋼鉄ワイヤー入り耐熱ガラスを使用していたため戦火を免れたそうです。
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貴賓室と呼ばれる特別室はクイーン・アン・スタイルと呼ばれる曲線が上手く組み合わせられた設えです。
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当時からすでに、井戸水による冷風送気を行い、冷暖房の送風口をデザインして違和感のない工夫が施されています。
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会議室の絨毯は中国で手織りされたもので、製作に一年掛かったそうです。
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会員専用の食堂はアメリカ風ミュラール・デコレーションの装飾天井が印象的です。
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食堂の内装壁は、食器などの擦れ合う音などのに配慮して、
音の反響し難い木材を合成させた素材を使うなど、
当時としては画期的な素材選定がなされていることがわかります。
贅を尽くしたこの建物、当時のお金で150万円の寄付を含めた基金で建設されたそうです。
今の価格にするとおよそ5千倍の75億円になります。
巨額が費やされたこの建物、今は重要文化財に指定されています。
毎月第4土曜日に有料で館内の見学ができるそうです。
ぜひ皆さんも大阪に行かれる時には立ち寄ってみてはいかがですか。

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