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ガーデン事業部 奥入瀬研修 1日目
先日の5/31、6/1の一泊二日で青森の奥入瀬へ研修へ出かけました。
なぜ、奥入瀬かと言いますと、弊社の庭づくりの考えに大切なエッセンスをこの奥入瀬から学び取るためでした。
3月に建材の問屋の展示会がビックサイトでありました。
この時、ガーデンセミナーを開催されていたのが造園家の「荻野 寿也(おぎの としや)」さんです。
荻野さんは建築家の「伊礼 智(いれい さとし)」さんとよく一緒にしてお仕事をされていらっしゃいます。
伊礼さんの家づくりは非常に画期的かつ美しいもので、弊社でも手法を活用させていただきています。
特に新築のお客様にご提案している「東逗子プロジェクト」では、伊礼さんの手法をふんだんに盛り込ませていただきました。
お陰様でプロジェクトのモデルハウスはご好評いただき、第二棟目、三棟目と着工の予定が決まっています。
荻野さんの庭の原風景は「奥入瀬渓流」からインスピレーションを受けたものなのだそうです。
そこで、奥入瀬研修が決定したのでした。
一日目 5月31日(日)
朝方、逗子を出て羽田から大館能代空港へ。空港ではナマハゲがお出迎えしてくれました。
田園が広がり、秋田はのどかな雰囲気。
しかし、寒い!気温は15度とのことでしたが、
風が強く、ウィンドブレーカーを着ていても震え上がるほど寒かったです。
十和田湖のほとりでお昼をいただいたのですが、寒くてお弁当を味わう余裕もありません。
これは奥入瀬に行ったらどうなってしまうのか。一行に不安がよぎります。
奥入瀬につくと、雲が晴れはじめ、太陽が顔をのぞかせてくれました。
太陽が出るとぐんぐん気温が上がって、過ごし易い気候に。
これなら安心。早速散策をはじめます。
今回の研修コースは焼山から子の口を目指して14キロの道のりを歩きます。
かつらの木やブナの木が実に生き生きとしています。
逗子界隈でも見かけられる植物もあるのですが、どれもサイズが大きく驚きました。
また、こうした緑一色に見える森の中ですが、目を凝らすと小さな花々を見ることが出来ます。
キリガヤでは「雑木の庭」をお勧めする機会も多いのですが、奥入瀬はそのモデルとなる風景がいっぱいです。
白い小さな花も、緑をより美しく魅せるアクセントになっていました。
14キロともなるとかなりの距離ですが、それを感じないほど景色が素晴らしく
みんな思い思いの写真をおさめていました。
見どころは随所にあり、マップを見ながらたどっていきます。
子の口から焼山へ向かうコースを歩くのが一般的なのですが、
逆にたどっていく方が水の流れを見ながら進むことができ、より魅力的なのだそうです。
たしかに流れの方向に沿っていくよりも逆さまにたどる方が迫力がありました。
予定よりは少し遅くなりましたが、無事に子ノ口に到着。
沈みかけた太陽が、水面をキラキラを輝かせているのが印象的でした。
散策後はお宿へ。なにせ5時間くらい歩いていたものですから温泉の気持良さもひとしおです。
夕飯のお料理も格別美味しく感じました。
二日目の記事も近日中に公開いたします!
お楽しみに!!
- 2015年06月03日 1:27
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