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夏休み2012(Ⅵ) 陸前高田・・・LIGHT UP NIPPON
熊谷さんと二人でだらだらと飲み続けていたら、いつの間にか店内に客は私たち2人だけ。
熊谷さんの奥さん、娘さん母娘、そして私の妻までいなくなっていました。
みんな、花火を見に先に帰った様子です・・・。
東北の空、一斉に彩る8.11花火大会プロジェクト
東日本大震災の影響で、各地が花火大会を自粛する中、追悼と復興の思いを込めた花火が2011年8月11日19時、東北の太平洋沿岸で一斉に打ち上がる。
イベントを行うのは「LIGHT UP NIPPON」実行委員会だ。
「LIGHT UP NIPPON」は震災後、都内で働く20~30代の有志たちが「被災地や日本全体を元気にするために、何かできることはないだろうか」という思いから集まって誕生したプロジェクトで、実行委員会は彼らと被災地の有志や行政などが協同で組織している。
開催予定地は岩手県の陸前高田市や大船渡市三陸町、宮城県の気仙沼市や石巻市釜谷、福島県のいわき市などで、計10か所以上での実施を予定している。
熊谷さんと とぼとぼと 打ちあがる花火を見ながら歩きました。
打ちあがる花火の方向に 熊谷さんの家はあります。
竹駒駅南側あたりが打ち上げ場所のようです。
花火が打ちあがる 正面の国道沿いは、お祭りの様相。
多くの出店でにぎわっています。
建築中の熊谷さんの家にいくと、そこでみんな 花火を見ていました。
熊谷さんの家から見える花火。
打ち上がるところも見える ベストポジションです。
「いつも、ここで親戚のみんなとBBQしながら一杯飲ってたんだよ・・。
そのいとこも一人いなくなちゃったからなぁ・・・。」
津波で亡くなった親戚を惜しんでいました。
「来年の花火もここで一緒にみよな。うちに泊まっていけばいい・・」
と言ってもらって、本当に親戚の一人になったような思いです。ありがとう熊谷さん。
「昨年は自粛ムードでこんなに派手に花火はできなかったけど、今年の花火はよがったねぇ。みんな涙流しながら見てたよ・・」 翌日、 I さんにそう伺いました。
みんな複雑な思いで この花火をみてたんですね。
翌朝 熊谷さんのお孫さん ここちゃん、はぐちゃんとも すかっり仲良くなったけど今日横浜に帰るそうです。
熊谷さん、奥さん いっつも気遣ってくれてありがとうございます。
本当にあなた方がいてくれるから、「またここに来たい!」って思えます。
来年はリフォームされて素敵によみがえった熊谷さんのご自宅に宿泊させてもらう約束をして、しばしのおわかれです。
- 2012年08月15日 2:23
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