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神奈川の山に良質な木材を求めて…!

みなさんこんにちは川添道彦です。

神奈川の山から良質な木材が産出されていることをご存知ですか?

神奈川県産の丸太を製材~販売する、取引先の株式会社市川屋の市川社長と、秦野市森林組合の鈴木さんの案内で、伐採現場を見せていただきました。

車同士がすれ違うのもままならないほど狭い、県道70号秦野清川線を20分ほど走ると、眼下に秦野の街から太平洋側の景色がひろがっています。

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その絶景を背にさらに奥に進み、

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まだ雪が残るヤビツ峠の手前に車を停め、

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そこから先は林道を約15分ほど歩くと、一部間伐された木材が横たわる伐採現場に到着です。
周辺は桧のいい香りが漂います。

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ここは民間の山に神奈川県が造林した後、民間に戻された特殊な民有林です。

海抜700mに達するこの地区は、虫食いの心配も少ない良材が多いそうです。
里山に近い250~300mくらいの山では、エダムシやセンコウムシなどの食害が多く出でるようで、最近は温暖化の影響か?400mくらいの地域でも食害の被害がみられるとのことです。

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まっすぐに伸びた素性のよさそうな木を選び、目通り(目の高さといわれますが、地面から1.2mの高さ)で木の直径をはかると35cmから40cmくらい。

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切り口をみると目が詰まったとても良い材であることがわかります。このあたりの桧は樹齢約60年生が多いようです。

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伐採は寒いこの時期に行われますが、伐採には間伐(かんばつ)と皆伐(かいばつ)の二種類があります。

成長過程で密集化する立木を間引く間伐と、
対象となる区画の樹木を全て伐採する皆伐がありますが、
皆伐は一度に広い面積を日向にし、環境の変化が非常に大きいため、この辺りではあまり見られないようです。

「神奈川で家をつくるには、地元・神奈川の気候・風土で育った木が適している」といわれます。

神奈川県の県土面積の4割が森林です。
山林を手入れして森林本来の姿を取り戻し、より良い環境に寄与すためにも、家作りには、神奈川の木の採用をご検討してみてはいかがでしょうか。

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