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「十勝千年の森」を訪ねて Part2

こんにちは。ガーデン事業部の坂井です。
前回に引き続き「十勝千年の森」のご紹介をします。
千年の森がある十勝清水駅に降り立つと、目に飛び込んでくる看板
園内のゴミ箱は木製で揃えてあり見た目にもすっきりした印象です。
園路は足にやさしい踏み心地の素材。木を細かく細断して腐葉土を混ぜて敷いたもの。
植物にも優しいですね。
さらに木を細かくして敷きつめ、ローラーで何度も固めた道。ハイヒールなどで穴が開いても、いつの間にか自然に元に戻ってしまうそうです!
壁面緑化ならぬ建物緑化のお店
敷地内の多くは自然に帰る素材を使っています。
TVドラマの影響もあって、旭川から美瑛町、富良野市、十勝地方を結ぶ道のまわりは人気の庭園が点在し、
近年は北海道ガーデン街道としてとても人気があります。
帰り道にその中の真鍋庭園、紫竹ガーデンに寄ってきました。
真鍋庭園は個人の樹木生産者が運営している庭園で、日本庭園、西洋風庭園、風景式庭園で構成されています。
園内には珍しい草花や実のなる植物が数多くあり、次々と導入される新しい植物によってと年々植生が変化していきます。
北海道ならでは針葉樹の大木。
園内を歩くだけで森林浴をした気分です。
紫竹ガーデンは平成元年にこの庭のオーナーである紫竹さんが1万8000坪の牧草地を購入して始めたフラワーガーデンです。
今では22のゾーン、13のコレクションを持つ北海道を代表するガーデンに育てあげられ、一般公開していらっしゃいます。
御年85歳!若々しくて素敵な紫竹さん
今回十勝千年の森を訪ね、豊かな本物の自然を舞台にゆっくりと作り、育て上げるガーデンショーを見て、
都市型の大資本のガーデンショーとは一味違う印象を受けました。
園内を歩くと、小川のせせらぎや鳥のさえずりが聞こえ、木立ちの間を抜ける風や光が刻々と変化するのを感じます。
いつの間にか五感が刺激され、周囲の自然と同化していくようです。
もちろん北海道ならではの広大な土地や環境という条件ではありますが、それぞれの風土に合った庭を通して、
自然を身近に感じ、より大きな自然に気づくきっかけになればと思った今回の旅でした。
ここまでお付き合いくださいましてありがとうございます。最後は北海道で出会った植物を覧ください。
※再生するとBGMが流れますので、ご注意下さい。

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