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「ブックマッチ」のダイニングテーブル


 
こんにちは、インテリア事業部の小笠原です。
 
先日ダイニングテーブルと、宮崎椅子製作所で製作されたPePeチェアを、ご納品させて頂きました。
 
初来日した時に日本が大好きになり、今回の転勤での来日を特に喜んでおられるというG様、折角ダイニングテーブルをつくるなら日本の木でと決めていらっしゃいました。
それが造作家具をオーダーできるキリガヤとの出会いとなりました。
 
まずは樹種のご説明をさせていただきました。家具に使われる国産材は沢山あります。
「ナラ材、タモ材、ニレ材、クリ材、クルミ材、サクラ材、カバ材」などが多く使われています。
それぞれ特徴があり、色味もさまざまです。
 

 
その中でG様は、赤みのある色が気に入られたので、ザクラ材とカバ材をご提案させていただきました。
実は北海道の工場に、ちょうど綺麗な「ブックマッチ」のカバ材がありました。
 
「ブックマッチ」とは? 聞きなれない言葉ですよね。
1本の丸太から製材された2枚の板を表裏互い違いにして接ぎ合わせた天板のことです。
まるで本を開くかのように左右対称に合わせることからブックマッチと呼んでいます。
 
現在は太い原木が減少しているので、2枚接ぎになる「ブックマッチ」はとても希少な材です。
G様は「すごいですね~」と仰っしゃられ、とても気に入って下さいました。
 

 
完成したダイニングテーブルとPePeチェアー6脚をご納品させていただきました。
「イメージ通りで素敵です」と嬉しいお言葉をいただきました。
また、「友人や両親と一緒に食事をしたいです」と嬉しそうに仰られ、皆さんでテーブルを囲んで楽しそうな様子が浮かんできて、私も嬉しくなりました。
 
G様ありがとうございました。
 
※お写真は許可をいただき掲載させていただきました。

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