陸前 竹駒食堂 土地決定
竹駒食堂の土地が最終的に決まらず苦労していました。
やっと地主さんの許可も出て、決定しました。
そこで先週土日に、いつものように夜行日帰りで打合せに行ってきました。
朝早くに着くと、まずは一本松に向かいました。
朝日を浴びて美しい姿ですが、やはり芽は出ていないようですね。
奇跡を期待しているのですが。
仮設住宅に程近いところの大きな地主さんに、土地の一角をご提供頂きました。
奥に見える建物は地主さんの建物です。
この建物はかの有名な気仙大工の建てたもので、130年ほど経つと言われました。
130年と聞いて思わず、「私の会社の創業と一緒です」と申しました。
周りはほとんどが津波で流された訳ですが、この建物だけはしっかりと残ったのでした。
普通の木造では到底無理なことです。
水に浸かった跡がくっきり残ってました。
ここでの水位は床上でも2.5mくらいにはなっていたことでしょう。
こちらの地主さんは、この建物を復旧して、またお使いになるようです。
これだけ立派な建物の一角に「竹駒食堂」の建設はいよいよ始まります。
予定では6月10日ころから基礎着工、上棟は6月20日過ぎを予定しています。
完成を7月末に決めて、突貫で工事にかかります。
逗子からも大工さん始め、お手伝いいただける職方さんにも遠征してもらい、工事にあたります。
私たちも交代で現地に向かい、泊り込みで段取りする予定です。
ぜひボランティアでお手伝いいただける方は大歓迎です。
宜しくお願いいたします。