社長の不定期日記

「忘れない、つなげていく 3.11逗子」のご案内

逗子市でも市長の発案で、職員に参加を募り逗子市での3.11のプロジェクトチームが立ち上がりました。
1月末のJCの賀詞交換会の席上市長は高らかに発表していたのです。
私はてっきり内容も固まっているものと思ってましたが、翌日職員の方からお声がかかり打合せしました。
豆腐で言えば、豆乳は出来たけどにがりは入っておらず、まだ固まっていない状況でした。
そこでこれまで支援活動してきた連中を巻き込んでということでした。
我々も全面的に応援することにしました。
内容も驚くほどのものになってきました。

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メインは2:46の黙祷、6時からの6万人キャンドルの灯りです。
ちなみに逗子市の人口は6万弱なのです。
ほかに駅前では献花台を設けたり、市長が防災について市の考え方を伝える場所があったり、災害救援の訓練があったり、あとは被災地の物販やフリマで資金を集めたりと盛りだくさんの企画になりました。


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逗子生まれの「キマグレン」「逗子三兄弟」も歌で元気を届けようと応援のステージが組まれています。
イベントの場所はキリガヤが本社移転で更地になっている場所を提供します。
ここにテント20張以上が立ち並び、夜7時からは7m位の大型の野外スクリーンでの上映も予定されています。

市長は3.11のイベントはこれから毎年続けていく、忘れないためにと話されていて、今年は時間が短く多少準備不足もありますが、来年につなげていきたいと思っています。

活動資金集めは350人の人に二千円の寄付をお願いし、10文字以内のメッセージを書いてもらっています。
この寄せ書きを被災地にもお届けして、こちらの気持ちを伝えたいと考えているのです。

皆様にもお願いいたします。
「忘れない、つないでいく 3.11」被災地支援事業 メッセージ広告 金二千円 締め切り 3月2日ご協力お願いいたします。

最近これまでの活動がいろいろと報道されています。
先日は東京新聞、中日新聞に記事が載りました。


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これは10日くらい前に電話で取材をされたのですが、28日に載ってました。
新聞の反響はすごいものですね。
三重・松阪からは大学の栄養管理のコースがなくなったので、食器や器具などを提供したいとか、ほかにも多くの方から申し出が相次ぎました。
5月を目標に陸前高田の竹駒地区に食堂を建てて、仮設住宅の方々に運営してもらうようにとの企画です。
現地をみると働ける場所を提供することが、仮設で暮らす人たちに生きがいを与える第一だと考えています。

同じように逗子市の広報にも取り上げられました。


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こちらもこれまでの下駄箱や中だな作りやベンチなどの活動が大きな反響を呼んでましたし、これからの竹駒食堂にも興味を持ってもらっています。

あっという間の一年でしたが、本当の復興はこれからで、どこまで続くのか見通せない状況です。
何らかの形でこれからも「忘れない、つないでいく」気持ちを持ち続けていこうではありませんか。
影の実行委員長よりご協力をお願いいたします。

2012年3月1日 04:13|カテゴリー:社長ブログコメントをする