3.11 逗子のご報告
時間が経ってしまいましたが、3.11のイベントの結果をご報告いたします。
時間もないなか、バタバタと準備して当日を迎えました。
前日10日は市内に2万部強の折込チラシを配布しました。
今回のイベントの資金を捻出するために、募金を募りました。
そしてお金とともに10文字以内のメッセージも書いてもらいました。
これをチラシの裏面にびっしりと載せて、表面は当日の各会場の内容をお知らせしました。
結果は広告協賛も予算越えでしたし、当日の支援金も100万の大台を超えるご厚志を頂きました。
これは次の支援活動(竹駒食堂建設)に大事に使わせていただきます。
感謝申し上げます。
前日の準備は大変でした。
前日と前々日に二日続きの雨で、会場は惨憺たる状態でした。
でも中止には出来ず、どんな状況でも実行すると決めていました。
午後になると雨も上がり始め、そこからは2tダンプ2台ピストン輸送で砂利を20台を運び込む。
慣れない肉体仕事(翌日は筋肉痛)でしたが皆で力を合わせ、なんとかぎりぎりの状態で準備を終えました。
3.11当日は、朝のうちは曇り。でも昼近くからは暖かさもプラスされ、いい感じになりました。
おかげさまで会場も予想以上の人が来場され、大賑わいになりました。
市内の駅前では献花台も設けられ、千人を越す方々にお参りを頂きました。
また別の会場では夕方から灯すローソクを自分で作る教室も開かれていました。
今回のテーマは「鎮魂の祈りとキャンドルを灯そう」ということでした。
2:46には旧キリガヤ本社会場に市長が来られ、ご挨拶と黙祷の音頭を取られました。
会場にはよくぞこれだけの人たちに集まってもらえたと思うほどの人数に膨れ上がっていました。
そして陸前高田市に神戸から贈られた「希望の灯り」が設置されているのですが、市の職員が大雪の中13時間かけて持ち帰った「希望の灯り」の種火からの分灯式が行われました。
この灯りを灯し続けるのには24時間体制の消防署員の協力があったようです。
この火種で夕方からのキャンドルの灯りを灯すことにしていました。
夕方には逗子生まれのアーティスト「逗子三兄弟」と「キマグレン」が歌で現地に元気を届けようと参加してくれました。
やはりキマグレンはかなりの集客力があるのですね。
みるみる間に人が集まりだし、会場が一杯になりました。
最後には野外映画に移り、陸前高田市長の戸羽さんからもメッセージを頂いたのが映し出されました。
私はこの日、姪の結婚式と重なり秋田から兄妹も来逗しており、自分は身動きが出来ない状況でしたが、仲間が助けてくれて思いがけないほどの立派なイベントになりました。
取材の来ていた鎌倉ケーブルTVの人も、逗子や葉山はこういったイベントが成り立つけど、他ではこれだけのことは出来ませんよと言われていました。
いい意味でこじんまりした住み易い、まとまり易い地域なのでしょう。
これは大事にしていきたいですね。