新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
皆様はどんなお正月を過されたのでしょうか？
普段はのんびり出来ないけど、日本中がピタッと止まった感じのするような特別ゆったりとした正月の雰囲気はいいものですね。

我が家ではバンクーバーに住んでいる長男夫婦も帰国し、久々に全員で顔合わせしました。
帰国前の夕食会では、妹家族も加わり14名での大賑わいでした。
まあみんなが元気でお正月を迎えられることはありがたいことです。

何より去年は3.11の大震災があり、とても正月どころではないという方も大
勢おられたと思うと自分達だけが浮かれているわけにはいきません。
まさに今年は復興元年です。

さて会社はいよいよ新社屋の建築・移転の年で、7月には完成を目指します。
1月の下旬には上棟の予定で、着々と工事は進行中です。
これからはこの不定期日記でも工事の状況を報告していきたいと思っています。

今年の正月は晴天に恵まれ、異常乾燥になるほどの晴れ続きでした。

逗子葉山の海では昼も夕方も、それは絵になる風景が見られます。

海の景色もその日その日の具合で刻一刻景色は違うのです。
本当に飽きないものですね。
こんな場所がすぐ身近にあるというのは贅沢そのものです。

また成人式の日に鎌倉鶴岡八幡宮に出かけました。
境内の隣りにある「県立近代美術館」でフランスの建築家の「シャルロット・ペ
リアン」の展覧会があったので、ついでに初詣を兼ねて行ってきました。
ペリアンはル・コルビュジェの事務所で仕事をしていて、そこには日本から前川
國男や板倉準三と一緒に仕事していたそうです。
鎌倉の美術館の設計はその板倉準三の作だったのも何かの縁でしょうか？
二次大戦の直前その後の混乱期に関わらず、日本の建築を高く評価して欧米に広
めていってくいれた方で、そのデザインは今にも通用するほどのものでした。

そして八幡様ですが、まだまだすごい人でした。
境内も歩道も道路も大渋滞。

一昨年の春の大風で倒れた大銀杏の様子です。

元の場所からは芽も出てきており、倒れた大銀杏も近くに移植され、こちらも根
付くように手を尽くされています。
でも自然の破壊する力のすごさと、その後の生命力にも驚かされます。

本殿で祈るのは、何よりみんなの健康、それに会社の安定等、この際と思いたく
さんの願い事をしてきました。
神様もいっぺんに何でもかんでもお願いされても困るよなと言ってる感じもしましたが。

とにかくこの一年いい年になって欲しいとのお願いだけは聞いていただければと思いました。

皆さんにとりましてもいい年になりますようにお祈りいたします。